2億円超えのマンションに給湯器がない?札幌駅東側に建設中のツインタワーマンション 驚きの設備とは?
HTB北海道ニュース
再開発が進むJR札幌駅の東側で、いまツインタワーのマンションが建設されています。そのモデルルームが18日、報道陣に公開されました。実はこの物件、給湯器が付いていないんです。その理由とは? 近江谷真由記者:「札幌中央郵便局のすぐ隣で、いまマンションが建設されています。そして、目の前には新幹線のホームもできる予定です」。 JR札幌駅の東側、北6条東2丁目に建設されているのが、分譲マンションの「ザ・札幌タワーズ」。地上30階建てのツインタワーで、394戸が入ります。21日にオープンするモデルルームが、報道陣に公開されました。 大京・笠井陸史さん:「札幌駅にほど近いということもありますので、シングル単身の方からファミリーの方まで、幅広い商品をそろえてラインアップさせていただいています」。 間取りは1LDKから4LDKの全44タイプ。3月上旬から販売が始まる西側の棟の部屋は、4000万円台から2億2000万円。こちら20階の角部屋は、94平米の1LDKで1億2000万円台で販売される予定です。 大京・笠井さん:「新幹線の延伸ということもありまして、道外のお客さまからもかなりお問い合わせいただいている」。 こちらのマンション、実はある特徴が…。部屋に給湯器がないんです。その理由とは? 大京・笠井さん:「隣の中央エネルギーセンターから高温水ということで、各お部屋まで直接お湯を運ぶ仕組みになっているので、災害に対して非常に安心していただける」。 電力も隣の北ガスから地下の電線を通じて直接供給されるため、停電がしにくい仕組みになっているそうです。さらに、建物全体が高い断熱性能を兼ね備えているため、普通の住宅に比べて光熱費を2割ほど減らすことができるといいます。 近江谷記者:「マンションのすぐそばには、ホテルや病院も建設される予定です」。 マンションの北側には来年、カタログ通販のベルーナが運営するホテルが。東側には再来年、病院が開業する予定です。マンションの入居開始は再来年の3月以降で、1階には商業施設も入る予定です。 大京・笠井さん:「公園と連動しているようなものになりますので、にぎわいを演出するような商業施設を誘致する計画でいま進めています」。