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「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」のメリット・デメリットは? 3LDKが1億円超えでも販売は絶好調!部屋別の価格も公開
新築マンション「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」は、JR埼京線十条駅から徒歩1分、東京都北区に誕生する39階建ての大規模マンション。JR池袋駅へ2駅7分という交通利便性に加え、商業施設と一体開発される再開発タワーとして、今大きな注目を浴びている。モデルルームを訪問し、その魅力を探った。 人気マンションブロガー「のらえもん」がおすすめする物件は?
「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」は、駅前再開発で誕生するマンション
「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」の最大の特徴は、「駅前複合再開発」であることである。 十条駅前の好立地の再開発事業で、北区の公益施設や商業施設に加え、駅前広場も一体的に整備される。駅徒歩1分は、エリアのナンバーワンマンションとなることは間違いない立地と言えるだろう。 開発予定地はもともと木造住宅が密集している地域であったが、一体開発を行い、周辺の道路も整備することで、災害に強い街となる点も大きな利点だ。 「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」は、2022年9月、高層階から販売を開始しているが、販売は予想を上回るペースで順調に進んでいるようだ。
「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」の価格は?
では、「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」はどのような価格帯で売り出されているのだろうか。第1期2次に販売した住戸を例に見てみよう。 2LDKが8000万円台後半、3LDKは1億円を超える価格となり、エリア内では破格の高価帯のマンションであることは間違いない。それでも、売れている理由は、何なのだろうか。
「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」のメリットは?
メリット(1):大規模再開発 前述した通り、駅前大規模再開発は「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」の一番のストロングポイントとなる。 まず、マンションと一体整備される北区の公益施設や商業施設を、雨に濡れることなく利用できることは大きな魅力である。商業施設「J& MALL(ジェイトモール)」には800坪もの大規模なスーパーマーケットに加え、40近いテナントが入居予定となっている。十条駅は駅近くに大きなスーパーがなかったことがデメリットの一つでもあったが、そのデメリットが解消されることとなる。 北区の公益施設は、図書館や区の出張所が入る予定とのことで、区の図書館を本棚代わりに利用できることも魅力である。 また、「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」は、埼京線の中からも目立つ存在となるのは間違いない。存在感があり、目立つマンションは中古で売却することになった際も指名買いが多い傾向にあるため、万が一住み替えが必要になった際も新しい買い手が見つかりやすい。新築マンションは価格高騰が続いているため、安易な値上がり期待は禁物だが、周辺の中古マンションと比べて流動性の面で一歩リードできる点は安心材料である。 メリット(2):駅徒歩1分という立地 十条駅改札からわずか70mでマンションのエントランスに到達する。十条駅は改札からホームまでの距離も非常に近いため、エントランスからホームまでの距離が非常に短い点も電車利用が多い人にとっては隠れたメリットとなる。 現在の十条駅は古さを感じるが、2031年にかけて埼京線の十条駅付近の高架化が予定されており、それに合わせて駅舎もリニューアルされる。駅前再開発に加えて駅舎もリニューアルされれば、印象は大きく変わるはずだ。 メリット(3):買い物利便 マンションと一体開発される商業施設だけでなく、三大銀座商店街の一つである「十条銀座商店街」を日常使いできる点も魅力である。一個10円のチキンボールで有名な「鳥大」をはじめ、おいしくて良心的な価格の総菜が気軽に買える。こちらは、庶民席な街ならではの楽しみとも言えそうだ。 メリット(4):ゆとりある専有部「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」の間取りは1LDK~4LDKとなっているが、平均専有面積が74㎡となっており、現在販売中の新築マンションと比べるとゆとりある設計である。専有部の面積を広くするとそれだけ価格が高くなってしまうため、販売のハードルが上がる。それを理解した上で、ゆとりある専有部を確保した売主の姿勢には好感が持てる。 一方、リビング側の柱はアウトポール設計で室内に柱がくいこまないようなつくりになっていて、使い勝手の良い間取りが多い。また、主寝室にも床暖房を配置するなど住んでからの満足度が高そうな室内設備は魅力的である。 メリット(5)大規模マンションならではの共用施設 大規模であることのスケールメリットを活かし、豊富な共用施設があることも大きな魅力である。ラウンジ、ワークラウンジ、ゲストルーム、スカイラウンジといった共用施設が用意されている。ワークラウンジなど自宅以外のサードプレイスが、住人しか利用できないセキュリティーエリアにあることで、より便利に安全に生活することができる。 また、廊下はホテルライクな内廊下を採用。各階にゴミ捨て場があるタワーマンションはよく見かけるが、「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」はそれに加えて各階に宅配ボックスと食配ステーションも設置した。ネットでの買い物が盛んになっている昨今、受け取り手段が増えることはQOLに直結するポイントであり、今の時代にマッチしている点も好印象である。
「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」のデメリットは?
では、デメリットについてはどうだろう。2つ気になることがあった。 デメリット(1):線路沿いの騒音 駅前の立地ということもあり、電車の騒音が避けられない点は静かに生活したい人にとってはデメリットとなるだろう。一方で売主もその点は理解しており、リビング窓には防音効果の高いT2サッシを採用したり、給気口に防音のカバーを付けるなどして、騒音対策を実施していた。窓を開けると電車の音は聞こえるはずだが、窓を閉めてしまえば音の影響はかなり軽減されるのではないか、という印象を受けた。 デメリット(2):価格と周辺雰囲気とのギャップ 前述した通り、「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」は3LDKが1億円を超えてくるマンションであるが、今現在の現地の雰囲気を見ると、億ションが建つ雰囲気を感じづらいというのが正直な印象である。 再開発が進むことで環境は一変し、そのイメージが払拭される可能性は高いが、完成後の姿をイメージして契約を決断しなければならないのは、検討者にとってデメリットの一つである。
まとめ「ザ・タワー十条」は買いか?
「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」が十条駅周辺のマンションと比べて価格が高いことは間違いない。だが、唯一無二の立地や再開発がもたらす利便性に魅力を感じ、契約を決断する人が多いのだと感じた。また、エリアナンバーワンのマンションは中古でも高値で売買されるケースが多く、資産性の面でも魅力が大きい。 平均専有面積が広いことから価格が膨らみがちという点はあるが、予算が許すのであれば、積極的に購入を検討したいマンションのひとつと言えるだろう。
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