不動産に関するニュース

2022年08月14日

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品川区のタワーマンション価格ランキング・トップ3！目黒・高輪台・五反田などのタワーマンションはいくら？

「タワーマンション」とは、どんなマンションを指すのだろうか。実は、タワーマンションに決まった定義はない。

　建築基準法では、高さ60ｍ以上の建物を「超高層建築物」とし、タワーマンションはこの超高層建築物を指すのが一般的だ。

　高さ60ｍは、建物にすると20階建て相当になるため、通常20階建て以上のマンションを「タワーマンション」と呼んでいる。

　2000年代、都心部では次々と街の再開発が行われ、同時に多くのタワーマンションがつくられるようになった。現在でも都市部の駅近など好立地を中心に、大規模なタワーマンションの建設が続いている。ただし、その数は近年減少傾向にある。

　それでは、東京都品川区のタワーマンションで、価格が高い上位3物件を見てみよう。

　品川区のタワーマンション価格ランキングで1位となったのは、「ブリリアタワーズ目黒サウスレジデンス」だ。JR山手線をはじめ4路線が利用できる目黒駅から徒歩2分という至便な立地に位置する。

「ブリリアタワーズ目黒サウスレジデンス」は、花房山の高台に建つツインタワーの1棟である。目黒駅前の小高い丘の上に位置し、都心の美しい景色を見渡せる38階建ての高層マンションだ。

　豊かな緑と落ち着いた住環境は、日本でも有数の邸宅地として知られるこの地ならでは。2017年築、総戸数416戸という大規模なレジデンスで、ラウンジやパーティールームなど、充実した共用設備もうれしいポイントだ。

品川区・洗練されたショップやオフィスが集まる天王洲アイル周辺のベイエリア（出所：PIXTA）

　品川区といえば大崎や天王洲アイルなどの洗練されたビジネス街のイメージを持つ人も多く、区内には商業施設や複合施設が充実しており賑わいを見せる。

　高級邸宅地として知られる城南五山のうち、島津山、池田山、花房山、御殿山の4つは品川区にあり、歴史ある邸宅地の伝統が息づいている。

　一方で戸越銀座など昔ながらの商店街や下町風情も残っており、庶民的な住宅街も根強い人気だ。また、もともと至便な立地の目黒駅周辺は、大規模な再開発により近年さらに注目を集めている。

　品川区は子育て支援にも力を入れており、共働きのファミリーも安心できる住環境といえそうだ。　