東京都練馬区にあるタワーマンションでは、どの物件が人気なのか?

人気のタワーマンションの価格や上昇率を調査し、ランキングを作成した。（データ提供:マンション情報サイト『マンションレビュー』） 練馬区で最も高いタワーマンションと、「ランキング（完全版）」はこちら!

練馬区のタワーマンション価格ランキング・トップ3

ダイヤモンド不動産研究所

「タワーマンション」とは、どんなマンションを指すのだろう。実は、タワーマンションに決まった定義はない。建築基準法では、高さ60m以上の建物を「超高層建築物」とし、タワーマンションはこの超高層建築物を指すのが一般的だ。 　高さ60mは、建物にすると20階建て相当になるため、通常20階建て以上のマンションを「タワーマンション」と呼んでいる。2000年代、都心部では次々と街の再開発が行われ、同時に多くのタワーマンションがつくられるようになった。 　現在でも都市部の駅近など好立地を中心に、大規模なタワーマンションの建設が続いている。

ただし、その数は近年減少傾向にある。 　東京都練馬区では、調査対象となるタワーマンションは7物件あった。

まずは、その中で価格が高い上位3物件を見てみよう。 練馬区のタワーマンション価格1位 「プラウドタワー大泉学園」　練馬区のタワーマンションで最も価格が高かったのは、「プラウドタワー大泉学園」。西武池袋線の大泉学園駅に直結する物件。 　「プラウドタワー大泉学園」は2015年に建てられた地上27階建て、総戸数168戸、間取りは2LDK～4LDKとファミリー向けの物件。居住者専用のガーデンラウンジ、屋上のスカイデッキなどの共有施設では、自然を感じながら心地よく過ごせるだろう。 　ステーションエントランスからデッキを通って駅に行けるため、雨の日でも濡れることなく電車に乗れるのも便利。

また、駅周辺にはスーパーやコンビニ、飲食店などが多く、近所で日々の買い物や外食も楽しめる。

練馬区の特徴は?

練馬区・秋はイチョウ並木が美しい光が丘公園（出所：PIXTA）

　練馬区は東京23区の北西部に位置する。西武池袋線沿線を中心に、閑静で住みよい住宅街として発展してきた。 　近年では都営大江戸線や東京メトロ副都心線も開通し、都心へのアクセスがさらに便利になった。 　日本のアニメ発祥の地として知られ、「東映アニメーション」など多くのアニメプロダクションが集積しており、アニメの舞台となることも多い。 　区内最大の商業施設「光が丘IMA」や広大な敷地の「光が丘公園」を有する光が丘周辺は、子育て世代に人気のエリア。ほかにも教育の町として名高い大泉学園駅周辺、都内ターミナル駅へのアクセス抜群な練馬駅周辺、下町らしさが残る江古田など、特色あるエリアがそろっている。